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ダビデの栄光 Glory of David

 演奏時間  約7分20秒  編成(*印はオプション)
 グレード  4 Picc.*
Fl. 1 / 2
Ob. 1* / 2*
Bsn. 1* / 2*
Es Cl.*
Cl. 1 / 2 / 3*
Bs.Cl.*
A.Sax. 1 / 2
T.Sax.
B.Sax.
Trp. 1 / 2 / 3*
Hr. 1 / 2 / 3* / 4*
Trb. 1 / 2 / 3*
Euph. 1 / 2*
Tuba
S.B.*
Mallets
Timp.
Perc. 1 / 2 / 3* / 4*
【使用打楽器】
Timpani
S.D.
Tom-Tom (3)
Tenor Drum
Hi-Hat
S.C.
C.C.
Tri.
Wind Chime
B.D.
Tam-Tam
Glk.
Xylo.
Vib.
Mrb.
 最小人数  20人〜
 楽譜  デ・ハスケ
 楽譜サンプル  スコアPDF (1ページ目)
 参考音源  YouTube
 CD  デ・ハスケ
 主なソロ楽器  Fl. / A.Sax.
 Trp最高音  1st: 実音High B(記譜ド)
 2nd: 実音F(記譜ソ)
 3rd: 実音Es(記譜ファ)

曲目解説

「ダビデの栄光」は2008年、尚美アカデミーウインドオーケストラの委嘱により作曲。2009年、尚美合同ウインドコンサートにて、加養浩幸指揮、同ウインドオーケストラによって初演されました。

この作品は、旧約聖書「サムエル記上14-16章」に書かれた古代イスラエルの王、ダビデのエピソードを元に作曲されました。曲は序奏(Andante maestoso)を経て3つの楽想から成り、それぞれダビデが成長し、王の地位へと登り詰めて行く様子を描いています。

 ・Allegro animato: ベツレヘムの羊飼いだったダビデ少年が、ある日預言者サムエルから油を注がれ、神の力が降る様になる

 ・Andante misterioso: 当時のイスラエル王サウルは、夜ごと悩まされていた悪霊を追い払うためダビデを迎え入れる。ダビデの美しい竪琴の調べによってサウル王は癒やされ、ダビデは次第に周囲の信頼を得ていく

 ・Allegro energico: ペリシテ軍がイスラエルに押し寄せてくる。ペリシテ軍の大男ゴリアテの前にイスラエル軍は苦戦するが、小柄なダビデは知恵を使いゴリアテを倒す。以来ダビデは着実に実績を積み重ね、ついにイスラエルの王として40年間にわたって国を統治する。 


 ※効率の良い合奏のため、恐れ入りますが、演奏の際には合奏前に下記「楽譜の訂正」をご参照下さい


コンクールカット案

◆カット案A(7分以内)  カット前:約7分20秒 → カット後:約6分30秒

  1. 92小節目まで演奏し、113小節目に飛ぶ(93- 112小節目をカット)


◆カット案B(6分以内)  カット前:約7分20秒 → カット後:約5分22秒

  1. 92小節目まで演奏し、113小節目に飛ぶ(93- 112小節目をカット)

  2. 136小節目まで演奏し、173小節目に飛ぶ(137 - 172小節目をカット)
    136小節目は以下の様に演奏する

     ・Trb. / Euph.は譜面通りに演奏
     ・低音楽器は2拍目の音を実音「Des →B」(3度下の音)に変更して演奏
     ・Cl.2-3 / Trp.1 / Vib.は2拍目も1拍目と同じ形で「Es」の音を刻む
     ・Timp. / S.D.は譜面通りに演奏
     ・B.D.は135 - 136小節目をカット


楽譜の訂正

 場所  パート  訂正内容
 1, 2小節目  Perc.1  それぞれの最初の音を「ロール」で演奏する(3〜6小節目と同様)
 3小節1拍目  Perc.2 「ロール」→ 「ロール」ではなく1回叩くのみ
 5, 7小節目  Cl.2, 3  トリルの音は「実音D / E(記譜ミ / ファ#)」(1小節目と同様)
 5, 7小節目  A.Sax.1, 2  トリルの音は「実音G / A(記譜ミ / ファ#)」(1小節目と同様)
 6小節目2拍目  Perc.3  楽器は「C.C.」
 8小節目  Perc.3  楽器は「S.C.」
 8小節目1拍目  Perc.1  最初の音を「ロール」で演奏する(3〜6小節目と同様)
 36,38,42,46小節目  Hr. 3, 4  それぞれの2拍目頭の音 → 8分休符にする(Trp.と同様)
 73, 75小節目  Trp.1, 2 /  Euph.1, 2  最初の3つの音にスラーをつける(木管楽器と同様)
 75小節目2拍目  Fl.1  トリルの音を「Es / F(記譜ミb / ファ)」に訂正(Picc.などと同様)
 75小節目2拍目  Fl.2  トリルの音を「C / Des(記譜ド / レb)」に訂正(Ob.2などと同様)
 75小節目2拍目  Trp.3  (スコアのみ)2拍目の音と次の小節の音をタイで結ぶ
 76小節目  Hr.3  実音Ces(記譜ソb)→ 実音C(記譜ソ)(Trb.2と同様)
 78小節目1拍目  Perc.2 「ロール」→ 「ロール」ではなく1回叩くのみ
 81〜82小節目  Perc.1  タイでつながった音 → 「ロール」で演奏する
 85〜92小節目1拍目  A.Sax.1 「solo」で演奏する
 137小節目  Perc.2  楽器は「Tenor Drum」
 156小節目  Perc.2  楽器は「Tom-Tom」
 197小節目  Fl.2 / Ob.2  トリルの音は「D / Es(レ / ミb)」(Cl.2, 3と同様)
 206小節目1拍目  Perc.2 「ロール」→ 「ロール」ではなく1回叩くのみ
 208小節目  Perc.1  最初の音を「ロール」で演奏する(206小節目と同様)
 210小節目4拍目  Perc.1  6連符を「cresc.」で演奏する(Perc.2と同様)
 212小節目  Perc.1  最初の音を「ロール」で演奏する(211小節目と同様)
 218小節目  Perc.1 「ロール」で演奏する(Timp.と同様)