演奏時間 | 約4分10秒 | 編成(*印はオプション) | |
グレード | 3 | Part 1 | Fl. / Ob. / Es Cl. / Cl. / S.Sax. / A.Sax. / Trp. / Cnt. / Es Cnt. |
編成 | フレキシブル5〜7重奏 +オプション打楽器 |
Part 2 | Fl. / Ob. / Cl. / A.Sax. / Trp. / Cnt. |
楽譜 | ブレーンミュージック | Part 3* | Cl. / A.Sax. / Trp. / Cnt. / Flg. / Hr. / A.Hr. |
楽譜サンプル | スコアPDF | Part 4 | Cl. / A.Sax. / T.Sax. / Bsn. / Hr. / A.Hr. / Trb. / Euph. |
参考音源 | YouTube(打楽器あり、演奏動画) YouTube(打楽器なし) |
Part 5 | Cl. / T.Sax. / Bsn. / Hr. / Trb / Euph. |
主旋律の多い楽器 | Part 1 / Part 4 / Part 5 | Part 6* | Bs.Cl. / T.Sax. / B.Sax. / Bsn. / Trb. / Euph. |
Trp. / Cnt. / Flg. 最高音 |
Part 1: 実音Es (記譜ファ) Part 2: 実音B (記譜ド) 五線内 Part 3: 実音F (記譜ソ) 五線内 Part 4: 実音F (記譜ソ) 五線内 |
Part 7 | Bs.Cl. / B.Sax. / Bsn. / Tuba / Bs.Trb. / S.B. |
1st Perc.* | Timp. / S.C.(1人で演奏可) | ||
2nd Perc.* | Glk. / H.H.(1人で演奏可) |
この作品は2021年、ブレーンミュージックの委嘱作品として作曲されました。「ノイシュヴァンシュタイン」とはドイツ南部に位置するお城の名前で、そのメルヘン溢れる美しい外観から「白鳥城」と呼ばれ、シンデレラ城のモデルになったと言われています。
城を建てたのは19世紀バイエルン王国の国王ルートヴィヒ2世で、幼少の頃からの夢だった「古き良きドイツ騎士道」のイメージで城を建設しますが、理想を求めすぎた結果、築城で国が多額の借金を抱えてしまいます。周りから多くの非難を浴びて国王の座を追われ、やがて城の近くにある湖の畔で謎の死を遂げます。彼の死後、彼の想いの詰まった城は皮肉にも高く評価され、現在ではドイツを代表する古城として世界中の人々に愛されています。
曲は起承転結の4つの部分で構成されており、希望に満ちて雄大な城の建設が始まる様子、周囲とあつれきが生まれ国王の座を追われる様子、失意の中、悲しげに謎の死を遂げる様子、時代を超えて、雄大な城が多くの人々に愛される様子がそれぞれ描かれています。
フレキシブル5〜7重奏+オプション打楽器の編成で書かれており、金管または混合アンサンブルから小編成吹奏楽、またいわゆる金管バンドまで幅広い人数・編成で演奏することが出来ます。パート1をTrp.やCnt.で演奏した場合、最高音が実音Es(記譜ファ)と音域が高くなく、オプション打楽器のPerc.1はTimp.とS.C.を1人で同時に演奏出来る様に書かれてあります。