演奏時間 | 約4分30秒 | 編成(*印はオプション) | |
グレード | 3+ | Part 1 | Fl. / Ob. / Cl. / S.Sax. / A.Sax. / Trp. |
編成 | フレキシブル7〜8重奏+オプション打楽器 | Part 2 | Fl. / Ob. / Cl. / A.Sax. / Trp. |
楽譜 | ブレーンミュージック | Part 3 | Cl. / A.Sax. / Trp. / Hr. |
楽譜サンプル | スコアPDF | Part 4 | Cl. / A.Sax. / T.Sax. / Hr. / Trb. |
参考音源 | YouTube | Part 5 | Cl. / T.Sax. / Bsn. / Hr. / Trb. / Euph. |
主旋律の多い楽器 | Part 1 / Part 4 / Part 5 / Part 6 | Part 6 | T.Sax. / Bsn. / Trb. / Euph. |
Trp 最高音 | Part 1: 実音Ges (記譜ソb) Part 2: 実音D (記譜ミ) 五線内 Part 3: 実音B (記譜ド) 五線内 |
Part 7* | Bs.Cl. / T.Sax. / B.Sax. / Bsn. / Trb. / Euph. |
Part 8 | Bs.Cl. / B.Sax. / Bsn. / Tuba / Bs.Trb. / S.B. | ||
Part 9* | Tri. / S.C. / H.H. / Wind Chime (1人で演奏可) | ||
Part 10* | Glk. / Vib. (1人で演奏可) |
この作品は2023年、富山県新川地区で活動するジェイド・ブラスアンサンブルの委嘱作品として作曲されました。
曲は、今から20数年前に惜しまれつつ閉校となった富山県魚津市の学校をテーマに作曲されたものです。
小高い森の丘の上に建てられたこの学校ではかつて多くの生徒が学び、かけがえのない青春のひと時を過ごしましたが、少子化などの影響を受けて閉校となることが決定。在学生や卒業生、関係者、地域の方々に大きな衝撃を与えました。
思い出の詰まった学校の閉校をそれぞれどの様な想いで迎えたのか。作曲者も、学校で教鞭をとる1人として身につまされる想いで一杯になりますが、自分の力ではどうすることも出来ないやるせなさ、悲しみを受け入れ、その場所で過ごした様々な思い出は、やがて時間の経過と共に昇華され、その場所に学校はなくともそれぞれの心の中に生き続けていく、といった様な個々の炉の動きがあるのでは、と思いながら曲は作曲されました。
近年、少子化により学校の閉校・統合が進み、全国各地で似た様な経験をするケースが多くなると思いますが、その様な時も大切な思い出を心の片隅に置いて、その後の人生を力強く歩んで頂きたいという想いが曲にこめられています。
曲名は直訳すると「森の学校」という意味のフランス語で、舞台となったのが小高い森の丘の上の学校ということと、この学校の校舎がその後民間活用され、「新川学びの森天神山交流館」という名で地域の文化活動に広く貢献していることに由来して、名付けられました。