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神々の宴 The Sacred Banquet

 演奏時間  約5分15秒  編成(*印はオプション)
 グレード  3+ Fl. 1 / 2 (Picc.)
Ob.*
Bsn.*
Cl. 1 / 2
Bs.Cl.*
A.Sax.
T.Sax.
B.Sax.*
Trp. 1 / 2
Hr. 1 / 2*
Trb. 1 / 2
Euph.
Tuba
S.B.*
Timp.
Perc. 1 / 2*
Piano* 
【使用打楽器】
Timpani
S.D.
Hi-Hat
Floor Tom
Bongo
S.C.
Tri.
Wind Chime
Claves
(or Wood Block)
Glk.
Vib.
 最小人数  15人〜
 楽譜  ブレーンミュージック
 楽譜サンプル  スコアPDF
 参考音源  YouTube
 CD  ブレーンミュージック
 主なソロ楽器  Cl. / Fl. / Piano
 Trp最高音  1st: 実音A(記譜シ)
  →実音F (記譜ソ)でも可  2nd: 実音D(記譜ミ)

曲目解説

日本では古い暦の読み方で、10月のことを「神無月(かんなづき)」と呼びます。
これは、毎年10月になると日本全国から神様たちが出雲大社(島根県)に集まり、翌年の人や物事の様々な縁結び、農作物の出来、酒造りなどについての会議を数週間にわたって行うため、神がそれぞれの土地を留守にしてしまう月、神のいない月、という言い伝えからその様に名付けられたとされています。(逆に出雲地方では、神様が集まる月として、10月のことを「神在月(かみありづき)」と呼ぶそうです。)

全国の個性豊かな神様たちが一斉に集まり、どの様な話で盛り上がり、どの様な議論や駆け引きを行って人間たちの運命を決めてゆくのか、自由に想像を膨らませながらこの作品は作曲されました。リズミカルで躍動感溢れる場面やしっとりと叙情的な場面、緊迫した場面など、いろいろな情景を思い浮かべながら、音色や表現のコントラストを意識して演奏すると、より深みのある豊かな演奏となるでしょう。

金管楽器の音域や木管楽器の運指、打楽器の持ち替えなどが十分配慮されており、20人前後の中学生/高校生バンドで演奏効果の高い表現が可能です。ピアノ奏者がいると低音域のサウンドが充実しますが、もしいない場合は、他の楽器の奏者がピアノソロのある57 - 62小節目をその部分だけ演奏すると良いでしょう。また、Trp.奏者が3人以上いる場合は、カッコで書かれたdivisiのパートも演奏すると、より迫力のあるサウンドとなるでしょう。