演奏時間 | 約4分00秒 | 編成 | |
グレード | 3.5 | Trp.1 | |
編成 | 金管8重奏 | Trp.2 | |
楽譜 | ブレーンミュージック | Hr.1 | → Flg.でも演奏可(パート譜あり) |
楽譜サンプル | スコアPDF | Hr.2 | |
参考音源 | YouTube | Trb.1 | |
主旋律の多い楽器 | Trp.1 / Trb.1 / Euph. / Trp.2 / Hr.1 (Flg.) / Tuba | Trb.2 | |
Euph. | |||
Trp. / Flg.最高音 | Trp.1: 実音As (記譜シb) Trp.2: 実音Es (記譜ファ) Hr.1: 実音Des (Flg.記譜ミb) |
Tuba |
この作品は2022年、ブレーン・ミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。
曲名の「ダンス・プリミティブ」とはフランス語で「原始的な、野蛮な踊り」という意味で、曲は近代フランスの画家アンリ・マティス(1869-1954)の絵画にインスピレーションを受けて自由に作曲されました。特に「野獣派(フォービスム」と呼ばれた時期のマティスの絵画は、ゴッホやゴーギャンなどの影響を受けつつ、原色を多用し強烈な色彩感と大胆なタッチがとても印象的です。
不規則な変拍子や近代和声が多用されているものの、限られた演奏技術で華やかに聴き映えする、演奏効果の高い作品となっています。フレーズの盛り上がりや旋律と伴奏の役割を明確にして、場面ごとに音色を吹き分けて演奏すると、色彩感豊かな深い演奏となるでしょう。
編成は「Trp, Trp, Hr, Hr, Trb, Trb, Euph, Tuba」の金管8重奏ですが、トランペット奏者が3人いる場合は、Hr. 1stのパートをフリューゲルホルンで演奏することも可能です(楽譜セットにフリューゲルホルン用のパート譜が同封されています)。