演奏時間 | 約6分35秒 | 編成(*印はオプション) | |
グレード | 3+ | Fl. 1 / 2* / Picc.* Ob.* Bsn.* Cl. 1 / 2 Bs.Cl.* A.Sax. 1 / 2* T.Sax. B.Sax.* Trp. 1 / 2* / 3* Hr. 1 / 2* / 3* Trb. 1 / 2* / 3* Euph. Tuba S.B.* Piano* Perc. 1 / 2 / 3* |
【使用打楽器】 Timp. Wind Chime S.C. Tom (3) Hi-Hat S.D. C.C. Tri. B.D. Glk. Vib. |
最小人数 | 12人〜 | ||
楽譜 | フォスターミュージック | ||
スタディスコア | フォスターミュージック | ||
楽譜サンプル | スコアPDF | ||
参考音源 | YouTube | ||
主なソロ楽器 | Cl. / Perc. (太鼓) / Fl. / Trp. | ||
Trp最高音 | 1st: 実音G(記譜ラ) 2nd: 実音D(記譜ミ、五線内) 3rd: 実音C(記譜レ、五線内) |
「ウルクの王」は2022年、フォスター・ミュージックへの書き下ろし作品として作曲されました。
この作品は、古代メソポタミア文明のウルクという街の王、ギルガメシュ(紀元前2600年頃〜)の半生を描いています。世界最古の文学「ギルガメシュ叙事詩」の主人公として広く知られ、伝説的な英雄かつ暴君のギルガメシュの以下の様な情景が、ドラマチックで色彩豊かに表現されています。
・ウルクの王、暴君ギルガメシュが街中を歩く(曲頭〜)
・怖れる市民たちを見て、神がエンキドゥを世に送り出す(練習番号A〜)
・ギルガメシュとエンキドゥが激しく戦う(C〜)
・戦闘を終え、お互いを認め仲良くなる(F〜)
・2人で森の番人フンババを倒しに行く(I〜)
・フンババを倒し、杉の木を持ってウルクに凱旋する(O〜)
オプション楽器が多く、最小で12人の小編成から35人を超える大編成まで、いずれの編成で演奏しても演奏効果が高く、無理なく響くオーケストレーションで書かれています。どのパートにもそれぞれ見せ場があり、題材となったギルガメシュのストーリーを想像しながら表現力豊かな演奏が期待出来るでしょう(オプションで書かれたピアノを入れると、中低音域がより充実した響きとなり、バンドのサウンドが安定します。)
打楽器は最小で2人から演奏することが出来、Perc.1はTimpの前にS.C.とWind Chimeをセッティングし、Perc.2はドラムセットのTom-Tom / S.D. / Hi-Hat / B.D.などを使用することで、1人で同時に2つ以上の打楽器を演奏することが出来ます。バンドの人数・大きさに合わせて打楽器パートの音量・音色バランスを調整することで、より一体感のある演奏となるでしょう。